丸善ジュンク堂書店は、ガラスペンなどを手がけるブランド「clarto（クラルト）」とコラボした初のオリジナルガラスペンを、2023年5月27日から全国の丸善20店舗（丸の内本店、日本橋店、京都本店、近鉄あべのハルカス店、旭川店、札幌店、盛岡店、郡山店、水戸京成店、浦和伊勢丹店、津田沼店、多摩センター店、ラゾーナ川崎店、松本店、名古屋本店、髙島屋大阪店、岡山シンフォニービル店、広島三越店、福岡店、博多店）で販売している。価格は税込1万4,300円。また同時に、オリジナルご当地インクも販売している。



今回のガラスペンは、飲み物をモチーフに製作したもの。丸善ならではの「レモンスカッシュ」をはじめ「クリームソーダ」「いちごみるく」をラインアップしている。



ペン軸の中に、それぞれの飲み物にちなんだガラス製のマスコットを入れているのが大きな特徴。使う度に軸の中で動くので、その様子がとてもかわいい。マスコットは手作りなので、一つとして同じかたちがないそうだ。



また、レモンスカッシュとクリームソーダは軸の中に炭酸をイメージした気泡を入れているのがポイント。またいちごみるくは、ミルキー感を出すために軸のマーブル模様の入れ方を工夫しているという。特に、ミルクといちごが混ざり合う部分にこだわったそうだ。「飲み物のイメージになるように試行錯誤して製作しました。何度も試作を重ねて作ったこだわりの1本です」と丸善日本橋店渡辺亮平文具グループ長。また、筆記バランスを重視して、コンパクトなサイズにした。

またご当地インクは、丸善で万年筆を取り扱っている店舗がある地域をイメージしたものを製作。第1弾となる今回は、「旭川 -41℃」「札幌 雪まつり」「盛岡 石割桜」の3種のインクを作った。このうち「旭川 -41℃」とは、旭川が日本観測史上最低気温の氷点下41度を記録したことにちなんで、そのときの寒さをイメージしたインクだという。各税込1,650円。