新型コロナウイルスの感染防止策として手洗いがあげられるが、小さな子どもに手洗いを促すのに苦労されている保護者の方も多いと思う。そんな中で注目を集めているのが、シヤチハタが2016年11月から発売している「手洗い練習スタンプ おててポン」。子どもが楽しみながら上手な手洗いの練習ができる商品としてこれまでも好評を博しているが、さらに大きな反響があるようだ。

「おててポン」は、子どもの手のひらにポンと“ばいきん”のイラストをスタンプし、印影がキレイに消えるまで石けんを使用してしっかり手洗いをすることで、上手な手洗いの練習ができる手洗い練習ツール。名古屋芸術大学デザイン学部ヴィジュアルデザインコースとの産学連携ワークショップにおけるアイデア提案を基に開発したものだという。“ばいきん”の印影を洗い落とす過程が視覚的に確認できるので、子どもが楽しみながら手洗いの練習をすることができる。約1,000回スタンプ可能。

同社では、「子どもが進んで手洗いするとお喜びの声をいただいております。この商品をきっかけにきちんと手を洗う習慣を身につけていただけると嬉しいです」と話している。インキ色はブルーとピンクの2色で、安全性に配慮した食用色素を使用。価格は税抜500円。

なお、2018年11月にはキャップレスタイプの「おててポン キャップレス」も発売。衛生面に特に気をつける必要がある高齢者介護施設での利用や、飲食店、食品製造現場に従事する人など、多人数でも効率よく使用できるようになったという。ウィングシャッター機構により、使わない時は閉じているシャッターがスタンプする際は自然に開くので、キャップを外す手間なく片手で簡単にスタンプできる。また、持ち運び時には印面が飛び出さないようにロックできるようになっている。印影は高齢者や海外の人でも手洗いを連想できる手のひらなどのイラストを採用。ブルーとピンクの2色で、税抜600円。

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