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【ニュース】「ROMEO No.3 万年筆」が伊東屋全店舗で販売開始

文具のとびら編集部

伊東屋のオリジナルブランド「ROMEO(ロメオ)」の新アイテム「ROMEO No.3 万年筆」が、2025年4月8日からオンラインストアを含む伊東屋全店舗で販売を開始した。価格は税込77,000円。

「ひと呼吸おく時間」を創造する筆記具

1914年に万年筆からスタートした伊東屋のオリジナルブランド「ROMEO」が、2024年秋に“Moment of Dis-covery”をコンセプトとして新たな一歩を踏み出した。デジタルの波の中、日々を慌ただしく過ごしているうちに、いつのまにか視野が狭まり元々持っていた感覚がなにかに覆い隠されるように鈍くなってゆく…そんな中、あえて手書きという方法で日常に一拍おく時間を設けることで、覆いかぶさっていたものを取り払い、身近にある美しいものや人との繋がりを再発見してもらいたい、という思いを込めたという。

「ROMEO No.3 万年筆」は、ボディに内蔵されたタンクにインクを直接充填する吸入式の万年筆。ボトルインクにペン先を浸し尻軸を回すことにより、胴軸内のピストンでインクを吸い上げる。コンバーターよりも多くのインクを蓄えることができるため、長時間・大量の筆記をされる方にも適している。ボディの深紫色の窓からインクの残量を確認できる。

バイカラーの18金のペン先には繊細な彫刻を施した。「手書きという方法で日常に一拍おく時間を設けることで、身近にある美しいものや人との繋がりを再発見していただきたい」というROMEOのコンセプトに基づき、ペン先には西洋音楽の四分休符のモチーフをデザインしている。のびやかな書き心地の中字(M)と、精緻な筆記を可能にする細字(F)の2種類。また、ロゴが彫刻されたステンレスバッジがはめ込まれた天冠は、ひとつの金属パーツから削り出されている。

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樹脂製のボディには、和の伝統色を現代のシーンにもふさわしい色彩へと再解釈した、イタリアの雰囲気を感じられるモダンなカラーを採用。盛夏の太陽の輝きを表現したといわれる日本の伝統色で、イタリアの輝く太陽や石造りの街並みを思わせる「黄櫨(はぜ)」、イタリアの伝統色でもあるライトグレーで、まるで大理石のような「白雲石(はくうんせき)」、日本の伝統色の紫を現代風に再解釈した、和にも洋にも通じるモダンなディープパープルの「深紫(こむらさき)」の3色をラインアップしている。

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また、ボトルインクが1本付属。ダークブラウンの「コンセントレーション(集中)」とディープパープルの「イマジネーション(想像)」の2色を用意しており、趣のある色彩で「書く時間」を彩る。

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