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【新製品】富士山をテーマにした万年筆新シリーズ第2作目は「霞」
文具のとびら編集部
プラチナ万年筆は、富士山とその周囲を泳ぐ雲との共演から生まれる美しい景色からインスピレーションを受け、そのイメージを様々な加飾方法を用いて万年筆全体で表現することをコンセプトに、昨年から開始した「富士雲景シリーズ」の第2作目として「富士雲景シリーズ#3776 センチュリー『霞(かすみ)』」を、世界3,000 本限定で2024年7月1日に発売した。価格は税込44,000円。
「霞文」を切削でボディに再現
「富士シリーズ」とは、インクの乾燥を防ぐ「#3776 センチュリー」の発売を記念して2011年からスタートしたシリーズ。
今回発売した「霞」は、ボディとキャップが異なる色のバイカラー。ボディには、古来より絵巻物や屏風絵にも見られる霞文(かすみもん)を切削で再現。小さな円形切削をつなげることで霞のたなびく様を表現した。連続でありながらも不規則に配されたこの文様が複雑なコントラストと輝きを与え、これまでにないユニークな万年筆を生み出している。緻密な切削加飾が施されたクリアボディとのコントラストが魅力。天飾はシリアルナンバーを刻印し、ドーム内部には富士シリーズでおなじみの富士山ナットを装着。キャップリングには、陰影の美しい彫刻仕上げを施した。ペン先はロジウムフィニッシュの14金大型ペン先。約2年間インクの乾燥を防ぎ、いつでもさらっと筆記することが可能なスリップシール機構ももちろん搭載。
また、特別カラー瓶インク「富士ノ暁」(20ml)を特別に付属。明け方に見られる紫味を帯びた富士山の全景をイメージしたインクで、光の加減で深い緑色の反射が見られる特殊なインクとなっている。
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