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【新製品】方眼の"中心点"で書きやすい!mahoraノート「まほらゆったりつかう学習帳」
年間2千万冊以上のノートを製造する大栗紙工は、合理的配慮に対応した「まほらゆったりつかう学習帳」シリーズを、インターネット通販で2023年12月22日に販売開始した。新学期に向けて店舗でも販売していく予定。4種類を用意し、各税込374円。
「バランス中心点」でゆったり書ける
「mahora(まほら)ノート」は発売以来、まぶしさが軽減され目にやさしく、行がはっきりと分かり、シンプルなデザインで集中できると好評のアイテム。一方で、小学生向けの学習帳をラインナップに加えてほしいとの声が多く寄せられていた。
今回発売した「まほらゆったりつかう学習帳」では「バランス中心点」を採用。
mahoraノートの特徴はそのままに、学習帳の十字リーダー(十字に入っている点線)が気になって字を書くことに難しさを感じている子どものために開発した。
一般的な5mm方眼罫と同じように使える「10mm方眼」「15マス」「10マス」の3種類と、大きなマス目でゆったりと漢字の練習ができる「かんじ ゆったり32字」を用意している。
十字リーダーが気になってうまく字が書けない子どものために開発した「バランス中心点」とは、マスの中心にある小さな点。
マスの中心を示す点を基準にして、左右上下の余白を意識して書くことで、罫線に意識を取られることなく、のびのびゆったりと文字を書くことができる。
<方眼罫(10マス・15マス・10mm方眼)>
あみかけの行とあみかけでない行が交互にあるため、書いているところを見失わずまっすぐ書くことができる。算数のひっ算の位取りも歪むことなくまっすぐに書くことができるほか、あみかけでない行にお手本を書いて、あみかけの行に写して書くという使い方もできる。
10マスタイプは、国語10マスなど全科目で使用可能。15マスタイプは、国語10マス、算数14マス、自主学習などで使える。10mm方眼は、5mm方眼ノートと同様に使うことができる。
<漢字練習帳(かんじ ゆったり32字)>
「かんじ ゆったり32字」は、大きめのマスにバランス中心点を採用した漢字練習ノート。
何年生になってもゆったりと漢字の練習ができる。よみがなを書くところは幅が広めのあみかけになっているので、書くところの見分けがはっきりし、ゆったりとよみがなを書くことができる。
mahoraノートでは、白い紙に比べ光の反射を抑えられる3色の国産色上質紙を使用している。また「まほらゆったりつかう学習帳」では、通常のノートの中紙に比べ10%程度厚いハイグレードな紙で、強い筆圧で書いてもへこみにくく、次のページへの影響が軽減される。さらに紙肌がなめらかなので、消しゴムで消す時も紙がクシャクシャにならずきれいに消すことができる。
mahoraノートは、発達障害者を支援する「Office UnBalance」と共に、当事者約100人の声を集めて開発した。徹底的に意見を聞くなか、紙からの反射がまぶしくて文字が書きにくい、いつの間にか書いている行が変わってしまう、罫線以外の情報が気になって集中できない、という3つの困りごとにたどり着いた。mahoraノートは、それらを解決するために試作を重ねて作製した、「光の反射を抑えた中紙」「識別しやすい罫線」「シンプルなデザイン」が特徴のノート。
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