「TATAMI papeterie」は畳の材料を活用した文房具ブランド。「TATAMI」は畳、「papeterie」はフランス語で文房具などを表す言葉。
紙などと同じく、畳も藺草や藁で作られてきたことから、自然素材はモノづくりにおいてなくてはならないものとし、持続可能な自然環境と、日本の文化(畳)を同時に守り未来に繋げていくという想いから「TATAMI papeterie」と命名した。
「畳をもちあるこう」をコンセプトに、本来は足元で感じる畳の心地良さ、肌触り、香りを文房具にすることでより近い手元で感じられる製品を展開。畳の経年変化を楽しみ、長く使ってもらえるような愛着の持てるモノづくりを心がけているという。

今回発売したラインアップは、「オリジナルインク」「ロールペンケース」「ブローチ」の3点。

●TATAMI papeterie オリジナルインク（税込3,000円）

畳の原料となる藺草の鮮やかなグリーンと畳の落ち着く色合いを表現した渋いグリーンをインクで表現。
パッケージも実際のインクで染めたものを印刷し、畳を纏ったようなデザインに仕上げた。「藺草色」「畳色」の2色を用意している。畳枕ペンレスト付き。

●畳ロールペンケース（税込5,500円～、受注生産制）

畳を制作する過程で生まれる畳表や畳の縁の端材をアップサイクルしたロールペンケース。畳に使われる天然藺草ならではの手触りや香りにより、書く時間にリフレッシュした気持ちになれる。
使えば使うほど、若草色から艶のある黄金色に経年変化していくのも特徴。長く愛着の持てるアイテム。
受注生産で、セミオーダーメイド。おかげさま文房具店で布の色や縁の種類を決め、自分だけのオリジナルペンケースとして使用できる。

●六角畳ブローチ（同3,000円）
廃材となっていた畳表の切れ端をアップサイクルした畳のブローチ。
使用されているのは藺草の先や根元部分と様々で、一個一個表情が違う天然素材のブローチに仕上がった。おかげさま文房具店のロゴデザインを畳でオマージュしたデザインになっており、畳技能士として技術の粋を集めて表現した。

【新店舗】ついつい長居したくなる。山形県上山市に「おかげさま文房具店」オープン
https://www.buntobi.com/articles/entry/shop/013154/

【ニュース】おかげさま文房具店店主と行く「山形県文具聖地巡礼ツアー」
https://www.buntobi.com/articles/entry/news/017434/