三菱鉛筆は、一般社団法人障がい者自立推進機構（以下、パラリンアート）とオフィシャルパートナー契約をこのほど締結した。その活動の第1弾として、全国の障がい者を対象にしたアートコンテストを実施している。

同コンテストは、「生まれながらにすべての人がユニークである」という同社の信念に基づき、「人が生まれ持ったさまざまな違い＝自分らしさ」をテーマに表現するパラリンアートコンテスト。応募期間は2022年7月1日（金）～31日（日）。応募作品の中から、最優秀賞（賞金10万円）1人、優秀賞（同5万円）2人、POSCA賞（副賞：ポスターカラーマーカー ポスカ中字15色セット）5人、EMOTT賞（同水性サインペンEMOTT10色セット）5人を決定する。結果発表は2022年10月上旬頃を予定。
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なお、パラリンアート（一般社団法人 障がい者自立推進機構）は、障がい者のアート作品を企業・個人に提供し、作者報酬を支払う障がい者自立推進機構の活動。社会参加できず、経済的にも苦しんでいる障がい者のサポートを主な目的とし、アートを通じた障がい者の社会参加と経済的自立を推進している。アーティストの登録は無料となっており、2022年5月現在で約720人が登録している。

同社では、「世界中あらゆる人々の個性と創造性を解き放つ『世界一の表現革新カンパニー』を目指し、事業活動にとどまらず、社会貢献にも取り組むため、本協賛を通じて障がい者の方々との連携を深めてまいります。そして、書く・描くを通じた“表現体験そのもの”を創造し、あらゆる人々の表現体験を後押しし、一人ひとりのユニークで彩られた自由でボーダーレスな社会の実現に貢献してまいります」という。