ナカバヤシは、名古屋デザイン&テクノロジー専門学校と共同で実施していた産学連携プロジェクトの最終プレゼンテーションを2022年2月4日に実施した。

同社は、2021年6月から名古屋デザイン&テクノロジー専門学校と共同で産学連携プロジェクトを開始。プロジェクト課題として、近年のスマートフォンの普及によりアルバムがこれまでの写真を整理するという用途から「大切な誰かのため」につくってプレゼントするという用途へ変化していることに注目し、「10～20代女性をターゲットにした『大切な誰かのため』にアルバムをつくってあげたくなるプロモーション戦略の考案」を学生に出題した。

2022年2月4日に最終プレゼンテーションを実施し、同社湯本秀昭社長同席（オンライン参加）のもと、2チームから、学生ならではの視点が生かされたプロモーション戦略が次の通り発表された。

【成果概要】
■Aチーム「推し活アルバム」
10～20代の「推し」がいる女性をターゲットに、「『言葉にできない感情』を贈る」をコンセプトとした、推しのために作る「推しアルバム」をアルバムの新しい使い方として提案。


■Bチーム「紡ぐプロジェクト。」
「日常から気が付く小さな幸せ」をコンセプトに、「恋愛」がテーマの「共感より共鳴を狙った」動画を通じて、日常生活もアルバムの素材になりうることを提案。



なお、同プロジェクトの成果は、2022年2月13日、14日に開催された名古屋デザイン&テクノロジー専門学校の卒業・進級制作展で発表・展示され、同社の東京本社・大阪本社で3月から1年間パネル展示を行う。
同社は、これからも夢に向かって頑張る若者を応援する取り組みを積極的に行っていくという。