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【ニュース】トンボ鉛筆が消しゴム「MONO」の可塑剤への対応について報告
トンボ鉛筆は、同社が製造販売する消しゴム「MONO(モノ)」における可塑剤への対応についてこのほど報告した。それによると、同消しゴムはすでに「フタル酸系可塑剤不使用」になって3年を経過しており、当該製品には「フタル酸エステル不使用/Phthalate Free」(写真下)を表示しているという。
同社では、優れた字消し性能を誇る消しゴム「モノ」を、欧州、米国、アジア諸国ほかグローバルなマーケットで販売するにあたり、「欧州RoHS指令」(電気・電子機器における特定有害物質の使用制限)によりフタル酸エステル系可塑剤が制限対象物質に追加され規制強化された流れを重んじ、2015年から独自に非フタル酸系の代替可塑剤の研究を開始。そして、2018年春から「フタル酸系可塑剤不使用」の製品を出荷している。
同社は「可塑剤の刷新につきましては『モノ』の字消し率、物性強度、使用感等を担保した上で履行いたしましたので改めてお知らせはいたしませんでした」というが、同消しゴムに対する可塑剤についての問い合わせがあったことから、今回の報告に至ったという。
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