キングジムは、飛沫防止パーティション越しでもスムーズに会話ができる対話型拡声器「トークスルー」を、2021年10月5日から発売する。税込2万2,000円。

新型コロナウイルス感染対策として、マスク着用、消毒用アルコールの設置に加え、窓口やレジ前、飲食店などさまざまな環境で飛沫防止用に透明のパーティションが設置されるようになった。 パーティション越しの対話はお互いの声が届きにくく、更にマスクを着用していると、口元も見えずコミュニケーションがスムーズにいかないことも。

「トークスルー」は、スピーカーとマイクを搭載した2つの本体がセットになっている対話型拡声器。双方に搭載したマイクとスピーカーで、飛沫防止パーティションや仕切りが設置され仕切られた環境でも、お互いの会話が聞き取りやすくなる。

会話時は、ボタン操作がいらずマイクに向かって話すだけなので、簡単に使用可能。双方向の声を常に集音しており、同時に話してもお互いの声を聞き取ることができるので、タイムラグが生じにくく快適な会話をサポートしてくれる。

また、2つの本体を繋ぐケーブルの長さは3mあるため、飛沫防止パーティションで区切られた窓口やチケット売り場、ドライブスルーなど、幅広いシーンで活用できる。配線工事不要で簡単に設置でき、さらに環境に応じて据え置き型や壁掛けなど設置方法を変更することもできる。

付属のメッセージパネルは裏表で上下反転したデザインのため、設置方法に応じて見やすい方を選択して使える。また、常設の窓口以外の環境でも設置しやすいシンプルで親しみやすいデザインを取り入れている。本体サイズは約88×83×369 mm（片側・組み立てた状態）。