呉竹は、固形墨をそのまま磨りおろした、今までにない全く新しい書道液「磨りおろし生墨」シリーズに、新たに「かな用」をラインアップ、2021年2月8日に新発売した。税抜3,000円。

「磨りおろし生墨 かな用 和琴」は、固形墨の仮名用墨「和琴」をそのまま磨りおろしているので、固形墨と同じ運筆の軽さや墨の伸びを感じられる。仮名用墨「和琴」は書作品用の墨で、優雅な紫味を帯びた墨色が特徴。固形墨のみが持つ色合いと、和琴の特長である紙質による墨色の変化も楽しむことができる。薄めずにそのまま使える濃度に調整している。

「磨りおろし生墨」とは、固形墨を磨りおろした、今までにない全く新しい書道液。固形墨のみが持つ色合い、運筆を楽しめる。また、ひとつひとつ墨色や滲みに違った表情が現れ、時間の経過とともに移り変わっていく墨色を楽しむことができる。また、膠系の液体墨に安定剤として使用されている塩化カルシウムは、固形墨をそのまま磨りおろししている「生墨」には、一切含まれていない。塩化カルシウムが含まれていることによって液が紙に吸収されやすくなってしまうため、比較的伸びが悪く運筆の重い液となるが、「生墨」は塩化カルシウムを一切含んでいないので、固形墨そのものの軽やかな運筆を実現する。

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