あたぼうは、「飾り原稿用紙」の新作として「綾至極（あやしごく）」を2021年1月に発売。50枚入りで税抜480円。

新作「綾至極」は、幻想的な退廃と耽美を表したゴシックをデザインに活かしている。サブカルチャーにおけるゴシックの神秘性や退廃性というイメージを踏襲しつつ、同時に文房具的要素を織り交ぜてデザインしている。周囲のデザインはゴシック調に見られる鋭い波や鋭角的な菱形などを配置。魚尾の上部にはガラスペンを携えた羽を持つ女神を配置し、その下に鍵と鍵穴を置いている。文字を綴りながら、「心にひそむ魔法の扉を開ける」ことをイメージし、ガラスペン記述との相性の良さもバッチリ。また、他の飾り原稿用紙同様、5行、5文字おきの目盛りをデザインにとけ込ませている。

デザインは、デザイナーのhoririumさん、監修は文具ライターの小日向京さん。なお、今回の新作の名前は、小日向さんが 「ゴシックモチーフが映える至極色（深い紫）に思い思いのインク色で自分だけの綾（あや／文 ）をしたためる」という意味を込め 、「綾至極」にしたという。

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