- 新製品&ニュース
- 【ニュース】「コピックアワード2020」受賞作品を発表
【ニュース】「コピックアワード2020」受賞作品を発表
トゥーマーカープロダクツは、同社が主催しているコンテスト「コピックアワード2020」の最終結果を2020年9月30日に発表した。
「コピックアワード」は、世界中のクリエイターに愛用されているアルコールマーカー「コピック」を使って制作された作品を募集し、次世代アーティストの発表の場・活躍の機会となることを目的として開催しているコンテスト。
3回目の開催となった今回は、審査員に『美術手帖』総編集長の岩渕貞哉氏、漫画家・小畑健氏、イラストレーター・せきやゆりえ氏、デザイナー・津森千里氏、アートディレクター・松下計氏を迎えて行った。
2020年5月1日から6月30日の期間に作品を募り、世界89カ国から前年度を大きく上回る4,321点もの作品が集まった。この中からグランプリ(1人)、準グランプリ(2人)、審査員賞(5人)を選出。なお新型コロナウイルスの影響を受け、予定していた授賞式は中止とし、代わりとして作品発表ムービーを公開している。
グランプリを受賞したのは、HAMUさんの『silk hat cat』。
HAMUさん(37歳、日本)は、美術学校卒業後、個展や作品出展活動を行い、現在も主婦業の傍ら制作を続けインテリアとしてのアートの提案、描く楽しさを伝えるワークショップ、"旅するゾウさん"などの活動を行っている。
審査員の松下計氏や津森千里氏は、色の使い方、ヒキでもヨリでも見て楽しめる構図といった技術的な点に加え、作品からあふれる素直さや絵を描くのが楽しいといった気持ちが強く伝わってくる点を高く評価した。
また、準グランプリは(写真左から)HiddenServiceさん(19歳、ドイツ)の『Vielfalt』、Salvador Piumaさん(20歳、アルゼンチン)の『Humedo』に決定した。2人とも学生でありながら、アートへの熱意を感じるコメントを、作品発表ムービー内で発表している。
このほか、すべての受賞作品は「コピックアワード2020」専用サイトで閲覧できる。
【文具のとびら】が気に入ったらいいね!しよう