キングジムは、アクティブシニアの前向きな暮らしをサポートする新ブランド「arema（アレマ）」をこのほど立ち上げ（関連記事）、そのシリーズ第1弾として、イヤホンで音楽を聴いているような自然な見た目の「集音器」を2020年5月1日に発売する。価格は税抜10,000円。

同製品は、初めて集音器を使用する人でも抵抗感のないよう、装着時に自然な見た目となるイヤホン型を採用した。また、本体にコードを巻いて収納できるので持ち運びにも最適。左右のイヤホンに搭載した集音用マイクによって耳元に音を集めるので、音が聴こえてくる方向や距離感など、自分の耳で聴きとったような自然な聴こえ方となっている。また、自分の声もはっきり聴こえやすくなるので、会話のボリュームも抑えられる。人によって異なる左右の聴こえ方の偏りをなくすために、音量バランスを調節可能。基本の操作は電源スイッチと音量ダイヤルの2つのみのシンプルな設計で、片手で簡単に使用できる。本体色は、シロとクロの2色。

キングジムではこれまで、ファイルや「テプラ」をはじめ、ビジネスシーンや家庭で役立つデジタルガジェットなど、新しい発想やひと工夫を加えた製品の開発にも注力しており、好評を博している。今回は、従来の製品開発で培ったノウハウを生かして、新ブランド「arema」を立ち上げ、 シニア市場に参入。今後も「arema」シリーズの製品を継続的に展開することで、シニア市場の獲得を目指していく。