トンボ鉛筆は、テープ走行が驚くほど軽く、粘着力が強いテープのり「ピットエアーミニ」を2019年11月1日から発売する。テープ幅6㎜、10ｍ巻きの使いきりタイプで、価格は税抜220円。

2019年6月1日に発売したテープのり「ピットエアー」は、画期的なテープコントロール機構を搭載してテープ走行を驚くほど軽くして好評を博したことから、この特性をそのまま小型化した携帯タイプを追加発売し、“エアータッチ”シリーズを充実させる。サイズは幅32×厚さ20×全長73㎜で、ペンケースで携帯できる手のひらサイズとなっている。


テープ走行を軽くするため画期的なテープコントロール機構「エアータッチシステム」を搭載。ヘッドが紙面に触れる力を利用してテープのロックを解除、紙面から離れるとテープをロックすることで、これまでのり切れをよくするためにつねにリールに負荷していた抵抗（重み）を半減させ、軽くなぞる感覚でスピーディにストレスなくのり付けできる。これにより、テープを引き出す力が同社従来品より使い始め（残量10ｍ時）で50％軽く、使い終わり（残量2ｍ時）で同13％軽くなっているが、この走行の軽さは業界最軽量だという（同社調査）。
また、ノートにプリントを貼るなどの平面接着力と、反発力のある紙を貼り合わせても長時間保持できる曲面接着力の双方にすぐれたのりを採用した網目状パターンのテープ「パワーネットテープ」（特許出願中）を搭載。曲面接着力は同社従来品比で約5倍、他社の同種製品と比較しても最強となっている（同社調査）。紙の反発力に耐える曲面接着性を強化したのは「ピットエアー」が業界初。

さらに、従来のテープのりにあったカチカチという走行音を2分の1に低減（同社従来品比）。駆動する逆転防止機構等の部品にノイズを発しにくい機構を採用してこれを可能にした(特許出願中)。図書館、教室、講演会等、静粛な場での貼る事務作業に適している。

色柄は10種類をラインアップ。基本柄はスタンダード、ブルー、ピンク、ボーダーブルー、ドットピンクの5色柄で、数量限定でシャボンブルー、スノーネイビー、クローバーピンク、ウェーブグリーン、シマシマイエローの5色柄を用意している。