山櫻のセカンドブランド「＋lab（プラスラボ®）」は、クリップのように紙にはさんで使うのりなし付箋「伝書クリップ」を2019年10月21日に発売する。20枚入りで税抜360円。
新製品はインデックスのような形をした厚い紙に切り込みが入った、のりが付いていない付箋。メッセージを書いて、クリップのように書類などにはさんで使う。書類や資料の整理にも◎

同社では、"相手に伝える、自分に伝える、書いて伝えることを考えた道具"「伝書シリーズ」が生まれるきっかけとなったアイテム「伝書紙」（関連記事はこちら）を作る際、社内外のさまざまな人にどんな手紙道具を使いたいのかヒアリングを行った。
その時「付箋ではなく、クリップを使わずに書類やページにはさめる手紙道具が欲しい」という声が複数あがったという。詳しく聞くと「付箋は気軽に貼れるカジュアルさが便利な一方、取引先や上司に向けた書類には付箋のカジュアルさがためらわれる場面がある」「クリップはしっかりはさめる分、かさばったり書類に跡がついてしまうのが気になる」といった意見が聞かれた。
そこで、同社ではこれまでの「伝書シリーズ」と同じように、シンプルでスマートに使うことのできるのりなし付箋の開発に着手した。


メッセージを書き込む部分は55×91mmの名刺サイズ。カラーは外国の事務用品を意識した配色にし、インデックスとして使った時の色のコントラストも考慮した。また、クリップ部分のフレームは何度も試作を重ね、見た目と紙をはさむ機能性を両立させた。
「さくら CoC 021」（写真上段左）は20枚入り、「アイボリー・ブラック」（写真上段右）、「サーモン・シルバーグレー」（写真下段左）、「クリーム・ブルー」は2色×各10枚入り。