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【新製品】墨つくりの集大成「千寿墨」、令和元年度は「須彼大馬(シュビダーマ)」
呉竹は「千寿墨」の第45弾となる「千寿墨 須彼大馬(シュビダーマ)」を、100丁の数量限定で、2019年5月21日から発売した。価格は税抜40,000円。
千寿墨は、中国から造墨の技が伝えられて一千数百年という悠久の歴史を背景に、呉竹が今日の粋を記録にとどめたいという願いを込めて練り上げたもの。墨色は、優雅な紫味を帯びた黒で、淡墨にするとにじみの美しい澄んだ赤紫となる。
裏面は、正倉院宝物の一つである、青龍・朱雀を表した白石鎮子を彫刻で再現した。鎮子の質感の表現にもこだわり、墨の表面は石そのもののように細かく荒れた肌に仕上げている。また表面の題字は、実際の白石鎮子の裏に当たる部分に「須彼大馬」の墨書があることからその文字を題字としているが、この言葉自体の意味は明らかとなってはいない。「シュビダーマ」という読み仮名についても定説はなく、この読みは呉竹が独自に調査し、読み仮名を定めたもの。
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