コクヨは、同社のロングセラー商品「測量野帳」が発売から60周年を迎えることを記念して、数量限定の特別デザインをあしらった野帳6種と、測量野帳にぴったりなサイズの「測量野帳用クリアカバー」を、2019年7月8日に発売する。

1959年に誕生した「測量野帳」は、発売の10年前（1949年）に測量法が制定されたのをきっかけに、ニーズが増大した測量業務の現場の声を反映して開発された。屋外で立ったままでも筆記しやすく、耐久性にもすぐれる硬い表紙や、作業着のポケットにも入れやすいスリムなサイズが特長。近年は建築現場以外のビジネスシーンなどにも利用者が広がり、現在でも年間100万冊以上を出荷するロングセラー商品となっている。

60周年記念の限定デザイン野帳は、測量野帳の特長である“スリムなポケットサイズ”を、「ポケットをもつ（有袋類などの）動物」のイラストで表現。製品仕様は通常商品と同じ3タイプ（レベルブック、トランシットブック、スケッチブック）に、復刻デザインの縦開き（オフセットブック）、無地（エブリブック）、新仕様の横罫（ノートブック）を加えた全6種類。価格は、レベルブック・トランシットブック・スケッチブック・エブリブック・ノートブックが税抜380円、オフセットブックが同500円。

一方「測量野帳用クリアカバー」は、測量野帳の薄さ、軽さを損なわずに表紙を保護するシンプルな透明カバー。内側の折り返し部分は、カードや名刺をはさめる、深めの設計になっている。価格は税抜400円。

なお、どちらの商品も、4月下旬から順次、一部店舗での先行販売を実施する。