【ニュース】コクヨ4製品が2019年度「iFデザイン賞」を受賞

2019/02/08

コクヨの360°グライディングチェアー「ing（イング）」、会議テーブル「CALM（カーム）」、オフィス防災備蓄システム「PARTS-FIT」、より正確な長さを計ることができる定規「本当の定規」の4製品が、世界的に権威ある「2019年度 iF（アイエフ）デザイン賞」を受賞した。

「iFデザイン賞」は、「iF International Forum Design GmbH」が主催し、半世紀以上の歴史がある世界的に権威あるデザイン賞で、全世界の工業製品を対象に優れた工業デザインを選定している。今年は世界50カ国から6,400点以上の応募総数のなかで、3製品がプロダクトデザイン部門、オフィス防災備蓄システム「PARTS-FIT」がパッケージデザイン部門での受賞となった。

オフィスチェアー「ing」は、人の体の微細な動きに合わせて360°自由に動く関節が備わっているのが特徴。イスとひとつになるような感覚で、心地よいリズムが生まれ、脳が活発に動く。

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会議テーブル「CALM（カーム）」（上写真左）は、大学の講義室やオフィスの会議室に向けて開発され、高い固定性と軽快な移動性を兼ね備えた、空間との調和が美しいフラップテーブル。天板フラップ連動ロックを搭載し、１アクションでキャスター4輪全てを強固にロック/解除が可能。フラットムーブ機構によりレイアウト変更にも柔軟に対応できる。単体だけでなく複数台を並べた際にも美しく見えるよう配慮されてており、高い機能性をミニマルなフォルムに内包したデザイン。

オフィス防災備蓄システム「PARTS-FIT」（上写真右）は、オフィスで備蓄される防災用品の運用までサポートするシステム。防災備蓄品が、キャビネット・倉庫へ無駄なく収納できるモジュール設計を採用し、更新や移転の際にも無理のない組み替えが可能。また、多人数で遠くから探す場合は、カラータグ&アイコンで見つけやすく、使用者が説明を読む場合は、大きな文字にするなど、段ボールケースのデザインを探し手・読み手の立ち位置に合わせて工夫をしている。最小単位は、 1キャビネットで30人1日分。 2キャビネットであれば、60人1日分、また30人3日分と拡張可。