デザインフィルは、プロダクトブランド「ミドリ 」が展開する、紙そのものの魅力を活かし、書くことにこだわった日本製のシンプルなプロダクト「MD PAPER PRODUCTS®」から、「描く」を愉しむための道具が新登場する。ワイドで自由に描けるキャンバスサイズに進化した「MDノート コットン」、鉛筆画に必要なものをひとまとめにした「MD鉛筆 ドローイングキット」、Fサイズのノートが収まる知多木綿製のバッグ「MDノートバッグ〈F3変形判〉知多木綿」、多用途で使えるショルダータイプのバッグ「MDバッグ 知多木綿」を、2019年2月14日に新発売する。

今回、「MD PAPER PRODUCTS」のコンセプトを見直し、やさしい風合いのクリーム色で文字に情緒感が生まれる「MD用紙（クリーム）」は「書く」ことに、綿花のような白さで色が映える「MD用紙（コットン）」は「描く」（ドローイング）ことに適した紙として再定義。今後はそれぞれの特徴をより生かしたプロダクトを展開していく。

新たに発売するFサイズの「MDノート コットン」（上）は、アイデアスケッチやクロッキーなど、「描く」を愉しむためのノートとして進化。ワイドで自由に描けるキャンバスサイズを採用し、たくさん描けるよう200ページで、持ち運びやすいF0（税抜1,100円）、たっぷり描ける大きさと携帯性を兼ね備えたF2（同1,600円）、風景や人物など大きなモチーフを描くのに最適なF3変形判（同1,800円）の3サイズを展開。パッケージデザインは、紙の積層をイメージしたスケッチで表現している。


また、「MDノート コットン」に似合う、幅広い濃さの鉛筆と、キャップ、鉛筆削りをひとつにまとめた「MD鉛筆 ドローイングキット」も発売。鉛筆は、繊細な線を描くのに適しているBとHB、柔らかな線を描くのにぴったりな2B、4B、6Bの5種類のラインアップ。描く愉しさや気持ちよさを感じることができる。税抜1,000円。


さらに「MDノート コットン」のたたずまいに合う、柔らかな白さと風合いが特徴の知多木綿を用いた2種類のバッグが登場。知多半島の伝統織物「知多木綿」は、明治時代から用いられているシャットル織機でゆっくりと織り上げられている。経（たて）に1本、緯（よこ）に2本の細い綿糸を重ねて織り上げるタッサー織りと呼ばれる手法で作られた生地には、横方向にかすかなうね模様が現れている。薄く柔らかい一方で、高密度に織り上げられているため堅牢度が高く、毎日使うバッグの生地としてもぴったり。生地の良さを生かして「MD PAPER PRODUCTS」らしいミニマムな仕立てとなっている。

「MDノートバッグ〈F3変形判〉知多木綿」（写真左）は、ノートが折れたり曲がったりするのを防ぐ、保護用のバッグインバッグとしておすすめ。バッグから取り出しやすいように短い持ち手が付いている。税抜2,800円。

「MDバッグ 知多木綿」（写真右）は、多用途で使えるワンショルダータイプ。荷物の出し入れがしやすいつくりで、ノートのほかにも一緒に使う道具を収納できる。どちらも外側にペンを2本挿せるヌメ革製のタグ型ペンホルダーが付いている。同3,800円。