コクヨは、読売中高生新聞（発行所：読売新聞東京本社）と共催し、グランプリ作品がキャンパスノートの表紙となる絵画コンペティション「キャンパスアートアワード2018」を実施（応募期間：2018年6月1日～9月14日）。応募された約1,200点を審査した結果、2018年11月30日（金）に受賞作品計11作品を決定した。

「キャンパスアートアワード」は、文部科学省と観光庁が後援する、子どもたちの知性を育み、手書きの良さを伝えることを目的とした絵画コンペティションで、今年で4回目の開催となる。今回の募集テーマは「My Sweet Home Town ～地元のイチオシ」で、地元の風景、風俗、風習、行事、料理、菓子などを題材にした絵画作品を募集し、日本の将来を担う若者が地元に目を向け、その魅力に気づき、発信する機会をつくることを考慮した。

グランプリ作品は、名古屋市立工芸高等学校3年生・久保山莉恵さんの『赤い電車の春』（上写真）で、「名古屋の人にとって身近なこの赤い電車はどんな景色にも合って街に彩りをくれます。最近では新型車両の導入が増え、赤い電車が減りつつあるのでいつまでも名古屋の街を走ってほしいという思いで描きました」という。また、読売中高生新聞賞は東星学園高等学校1年生・筋野古都美さんの『夜の航空公園』、コクヨ賞は横浜市立美しが丘中学校3年生・竹野綾さんの『大好きな町 鎌倉』がそれぞれ受賞したほか、AKB48チーム8賞2作品と、地区優秀賞6作品の受賞者が決定している（詳細はこちら）。

なお、グランプリ作品はキャンパスノートの表紙となり、実際に生産したノート50冊を受賞者に贈呈するほか、コクヨ直営のオンラインショップ「コクヨショーケース」で2019年3月初旬から販売する予定。