呉竹は、書道用品一式がハードケースに入った「書道用品セット/黒」をさらに使いやすいようにリニューアル、2018年11月22日に発売した。価格は税抜3,700円。

学習指導要領の定めによって、小学3年生になると毛筆による書写が始まるため、3年生になると書道セットを準備する必要がある。「書道用品セット」は機能的なハードケースに書道用品一式が入っており、ランドセルやお気に入りのバッグに入れてそのまま持ち運びすることができる新しい書道セットとして提案しているが、今回ユーザーの意見やご要望を取り入れながら、より使いやすく機能的にリニューアルしている。

ハードケースは、書道用品一式を収納できるケース。ハードケースにはロック機構がついているため、バッグの中で開き内容品が飛び出してしまう心配がない。ロック部分はランドセルに入れたとき引っ掛かりが少ないよう設計されている。また、書道で使用する筆は湿気がカビや腐りの原因となることがあるので、ハードケースに4カ所通気性が確保できる空気穴をつけている。

今までB5サイズまでしか収納できなかったが、新しいハードケースはA4サイズまでの教科書を収納することが可能。また、ハードケースは硯箱や、書類の収納ケースとしても長く使用できる。さらに、下図のように本体の縁は内容品や書類を取り出しやすい形状に改良している。積み重ねて保管可能、本体に滑り止め付き。


書道でよく使用する太筆は獣毛から、耐久性に優れた人造毛を使用した「優筆」にした。獣毛は手入れが不十分だとカビや腐り、毛抜けなどが起こってしまうこともあったが、優筆はその心配がなく、手入れが簡単。太くて柔らかく、しっかりとした線が書けるので、毛筆になれない学童にも最適。また、竹の筆巻から「かんたん筆巻」（特許登録済）に変更。ワンタッチ面テープどめで、誰でも簡単に扱うことができる筆巻で、不織布でできており通気性抜群で筆が抜け落ちないようポケットもついている。このほか、文鎮は国産のものに変更し、墨、書道液、ぼくちすずり、下敷、水差し、半紙ばさみ、中皿、ハードケースなども全て国産の商品になる。