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【イベント】丸善日本橋店で「第16回丸善世界の万年筆展」開催中

文具のとびら編集部

東京・日本橋の丸善日本橋店は、毎年恒例の展示即売イベント「第16回 丸善 世界の万年筆展 展示即売会- 万年筆で紡ぐ手書きの時間 -」を2025年3月5日(水)から11日(火) まで開催中。国内・海外の有名ブランド24社から選りすぐりの万年筆を一堂に揃え展示即売を行っているほか、手作り万年筆をはじめペンクリニックなど各種イベントを連日開催している。

国内・海外の有名ブランド24社の万年筆がずらり!

会期初日は悪天候となったが、それでも開店前から限定品をいち早く手にしようと並ぶ人たちの姿が見られた。特に、このイベントのために用意した丸善オリジナル「丸善アテナインキ」の日本橋店限定色「日本橋 曙」は限定300個を販売したが、開店30分で完売となってしまったという。このほか、同店限定万年筆などがずらりと並び、万年筆ファンから大きな注目を集めていた。

2.jpg丸善日本橋店限定万年筆(左から)パイロット「カスタムURUSHI 紺藍(こあい)」(限定70本、税込195,800円):エボナイト軸に蝋色漆で仕上げたカスタムシリーズ最高峰万年筆の丸善特製の第5弾は、人気の青漆をベースに限りなく深さを追求した濃藍色に/セーラー万年筆「キングプロフィットAL ストレート」(限定30本、同154,000円):セーラー万年筆のフラッグシップである「キングプロフィット」をアルミ軸で仕上げた丸善日本橋店オリジナル第6弾で、アルミ軸に彫刻、塗装を施したセーラー初の試みが詰まった特別版。


3.jpg同じく同店限定万年筆(左から)中屋万年筆「ライターピッコロチタン廻り止め万年筆 威勢」(限定20本、税込258,500円):チタンを軸に、江戸日本橋の象徴とも言える誰もが知っている纏(まとい)をオマージュした回り止め万年筆/笑暮屋「棗型エボナイト万年筆 Mサイズ 花空(さくらぞら)」(右の万年筆/限定20本、同57,200円):丸善横のさくら通りをイメージしており、満開から風に舞う通りの情景が見事に表現されている。2024年秋の万年筆フェアで発売された「木笛型エボナイト万年筆 Mサイズ 萩華(しゅうか)」(左の万年筆/限定25本、同57,200円)も。


先日、本サイトにニュースを掲載したが(記事はこちら)、パーカーとウォーターマンの旗艦店が丸善日本橋店のB1F万年筆売場に3月5日にグランドオープン。「“パーカーやウォーターマンといえば日本橋へ”という売り場にしていきたいです。いずれは日本橋限定商品も販売できれば」と渡辺亮平文具グループ長は話す。問い合わせも多いそうで、高額な万年筆が売れるなど好調な滑り出しとなっているようだ。なお、同ショップのオープンにあたり、隣接する壁面を撤去。売り場の見通しがよくなり、「催事との連携もしやすくしました」(渡辺グループ長)という。

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数量限定万年筆も販売。パーカーはアーノルド パーマーとコラボした「デュオフォールド パーカー×アーノルド パーマー シグネチャー リミテッドエディション」(左/世界限定500本、税込528,000円)、ウォーターマンは「ル・マン ブルー ドゥ パリ リミテッドエディション」(右/418,000円)などを販売している。

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税込11,000円以上の製品を購入した人に、丸善日本橋店限定のオリジナルトートバッグ(数量限定)をプレゼント。パーカーのトートバッグ(左)は、日本橋とコラボした絵柄になっている。

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オープニングイベントとして、パーカーの貴重なアーカイブも展示している。

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今回の万年筆展に初登場のブランドが、米国の「ナーヴァル」。2019年に万年筆コレクターにより創業されたというまだ新しいブランドだ。

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こちらも初登場の台湾の「オーパス88」。長年OEMメーカーとしてペンを製造してきたが、近年はオリジナル万年筆を展開しているという。

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B1F地下鉄口では、古き良きアメリカの筆記具を展開する「エスターブルック」の万年筆を訴求。

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特別生産品の「キング・オブ・ザ・ナイト」(税込63,800円)は、1950年代のホラー映画をイメージして作られた万年筆。バンパイアのマントをイメージしたペンケース、不気味なゴシックホラー風のミニレターセット、クライムシーンを想起させる柄のマスキングテープをセットしている。

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例年3F会場で展開していた平井木工挽物所の木軸万年筆は、今回B1F会場で展開している。

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万年筆だけでなく、ガラスペンも展開(写真は1F会場で展開しているスーリールのガラスペン)。

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パイロット「色彩雫」カートリッジインクの「インクマルシェ」をB1F会場で実施、好評を博している。好きな色のカートリッジインクを6本選ぶことができる。

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3F会場では、テルコ雑貨店とwrapalletの文具雑貨を販売している。

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