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【イベント】丸善日本橋店で「第14回丸善世界の万年筆展」開催中

文具のとびら編集部

東京・日本橋の丸善日本橋店は、毎年恒例の展示即売イベント「第14回丸善世界の万年筆展 -愛でて愉しむ、書いて味わう-」を2023年3月1日(水)から7日(火)まで、地下1階の文具売場をメイン会場に開催中。

今年も、国内外の有名ブランド21社から選りすぐりの万年筆を一堂に集めて展開。初日は開店前から並ぶ人がいるなど大変な賑わいとなり、今回のイベントのために用意した限定インクは、開店から5分で売り切れとなってしまったものもあったほどだという。初日の売り上げは過去最高となったそうで、アジア系の人を中心に海外からの来店客の姿も見られるなど、コロナ禍前の活気が戻ってきたようだ。新聞広告やチラシを見て買い物をする人が多く、また例年と比べて若いお客の姿も目立つとのこと。

10.jpg今回のイベントのために用意した限定インク「丸善アテナインキ 日本橋 碧(あおみどり)」。このほかにも、歴代の限定インクを販売しており、すでに売り切れとなったインクも。


今年も、同イベント限定万年筆を多数用意している。すでに売り切れとなった限定万年筆もいくつかあるそうだ。

2.jpg同イベント限定万年筆:(左)セーラー万年筆「キングプロフィットグリーンアース」税込
11万円、限定34本/(右)プラチナ万年筆「出雲モデル 碧溜透かし日本橋 起点」(*右の万年筆は中屋万年筆「ライター 朱・塗り放し」)税込23万1000円、限定20本


3.jpg会場限定ではないが、パイロットの定番万年筆「カスタムヘリテイジ912」のネオクラシックカラーの限定品も販売。


仙台大橋堂や中屋万年筆が手作り万年筆の実演・販売を行うほか、ペンクリニックも行うなど、会期中に多彩なイベントも実施。「地下1階から3階まで、色々と楽しめるようにイベントを用意しました」と渡辺亮平文具グループ長。

今回、丸善日本橋店初お目見えとなったエイチワークスは、チタンを削り出して作ったスタイリッシュな万年筆を手がけている。3月1、3、4日にイベントを実施。

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地下1階イベントスペースでパーカーとウォーターマンのPOP UPショップを実施。(左)ウォーターマンでは、創業140年記念で世界限定400本発売する「ル・マン140 ブラックBTリミテッドエディション」を先行販売。(右)パーカーでは、エリザベス女王在位70周年記念「クイーンズ プラチナジュビリー 2022」を限定販売(写真は「ソネット」バージョン)。

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地下1階地下鉄入口で展開しているのが、イタリアの老舗メーカー・アウロラを特集した「アウロラの世界」。写真の万年筆は、右から「Viaggio Segreto マテーラ」「同ヴォルテッラ」「同バイア」。

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1階では、笑暮屋のエボナイト万年筆を販売。写真の万年筆は、東京都荒川区のモノづくりブランド「ara!kawa」認定商品(関連記事)のショートサイズ万年筆「tan-pen」。

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同じく1階では、スーリールのガラスペンを販売。右写真のガラスペンは、立てると太字、寝かすと細字で書けるという特殊なペン先“スーリールニブ”を搭載したもの。

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3階では、製本家・すずめやが手製本のノートを販売。女性を中心に熱心なファンが多いそうだ。このほか3階では、平井木工挽物所、レッドライン(木軸手作りペン販売)、フルタ(手作り万年筆販売)、テルコ雑貨店を展開。

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