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【イベント】「瀬畑 亮 セロテープアート®展 2018 in 横浜」が開催中!

ニチバンのセロテープ®でアート作品を制作する、世界で唯一のセロテープアート®作家・瀬畑亮(せはた りょう)氏の個展「セロテープアート®展 2018 in 横浜」(主催:ベンチャーアート・プランニング、共催:FEI ART MUSEUM YOKOHAMA、特別協賛:ニチバン)が、2018年10月2日(火)から10月28日(日)まで、神奈川県横浜市のFEI ART MUSEUM YOKOHAMA(フェイアートミュージアムヨコハマ)で開催されている(月曜日は休廊)。入場は無料。

セロテープアート®は瀬畑氏が考案した、セロテープ®だけを使用するアート作品。芯となる材料を一切使わず、一からすべてセロテープ®を巻きつけて造形する独自の技法が特徴。ニチバンは、2004年に瀬畑氏とスポンサー契約を結び、材料の提供や展覧会の協賛などを通じて、瀬畑氏の活動をサポートしている。今回の横浜展を含めた一連の2018年展示会は、瀬畑氏の活動20周年とセロテープ®誕生70周年に加え、ニチバン創業100周年の記念として、2018年1月に、東京・六本木からスタート。その後、セロテープ®ゆかりの地である愛知県安城市、岐阜県大垣市での開催を経て、横浜の地でフィナーレを迎えた。

初日の10月2日午前9時45分からオープニングセレモニーが行われ、ニチバン堀田社長が「ニチバンは1918年1月8日が創業日だが、その1月8日にセロテープアート展の六本木展がスタートし、その後安城、大垣を経て今日の横浜展を迎えた。私どもは1948年にセロテープを日本の市場に発売して70周年を迎えたが、ちょうど今70周年記念キャンペーンの佳境に入っている。そのタイミングでセロテープアート展が開催されたことは大変に喜ばしい」とあいさつ。また瀬畑さんは、「20周年の節目の年で、1月からずっと展覧会をやっている感じでかなり忙しかったが、無事に最後の横浜展を迎えられてよかった」とあいさつしてからギャラリートークを行い、作品を解説した。

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ギャラリートークで「セロハン画™」新作について解説する瀬畑さん


同展示会では、メイン作品として「セロフラワーシリーズ」や「動物シリーズ」等の立体作品と「セロハン画」や「ラベル版画」等の平面作品を中心に新作と代表作を交え約50点を展示。瀬畑さんが監修した、セロテープ®での工作キット「セロパ」を使ったパンダ作品も展示されている。また、「第9回ニチバン巻心ECOプロジェクト」での障がい者アーティストを対象に実施したデザインコンペの入賞作品7点も同時展示。



4.jpg「今までのものがすべて詰まった集大成のような作品」という『セロ深海』


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動物の立体作品が仲良く並んだこの作品は、六本木展でも展示されていたが、作品規模はそのときの倍になったという。背景のイラストはニチバンの布テープを使って描いている。


6.jpg「セロパンダ™」で作ったパンダがぎっしり! よだれをたらしながら昼寝をしているパンダばかりだが、一匹だけ鼻ちょうちんをふくらましているパンダが混じっているので、「ぜひ探してみて下さい」と瀬畑さん。


9.jpgこちらの立体作品のタイトルは『未完の花』。「まだまだ未完成なのでそのタイトルを付けています。あと30年は創作活動を続けたいので、これからもこの作品を作り続けて進化させたいです」という。

7.jpg会場に展示されている作品は、手を触れるのはNGだが、入口に置かれたこの卵の作品だけ触っても大丈夫。



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デザインコンペ入賞作品は、瀬畑さんが原画をラベル版画にしたものを展示しているという。

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