活版の魅力を体感できる国内最大級のイベント「活版TOKYO 2018」（主催：活版TOKYO運営事務局）が、2018年7月27日から29日までの3日間、東京の神田神保町で開催される。会場は、神保町三井ビルディング 1Fエントランスとテラススクエア 1F、2F。

「活版TOKYO」は、その技術に再び光を当て、活版印刷の魅力を様々な世代の人達に知って欲しいという思いから、製版屋やデザイナーなどからなる有志の実行委員が中心となり2015年から開催。第4回目となる今回は、過去最大規模となる40を超える作家や工房が集まり、活版マーケットや、活版印刷が体験できるワークショップ、展示やトークショーなどを予定している。

今年は、『大人の科学・小さな活版印刷機』の特別ブースも出展。またワークショップでは、運営事務局主催の手動活版印刷機（テキン）を使ったワークショップとして①活版TOKYO特製涼風うちわ（無料）②美篶堂製A6ノート（有料）③140字小説活版カード （有料）の3種類を用意したほか、出展者による様々な体験を予定している。このうち③のワークショップは、小説「活版印刷 三日月堂」の著者ほしおさんが同イベントのために書き下ろした新作の140字小説をカードに印刷する。さらに、ほしおさなえさんや大阪市の活版印刷所「なにわ活版印刷所」の代表・大西祐一郎さんによるトークショーも行う。このほか、各方面で活躍されているクリエイターたちが同イベント描き下ろしたイラストを活版印刷で多色刷りポストカードにして販売する（参加クリエイター：100%オレンジ、青井秋、おーなり由子、カシワイ、きくちちき）。

前回のイベントのもよう